動画Push to Stopに使用されるPrinectの技術とは

ハイデルベルグの“Push to Stop”は、印刷会社がこれまで到達できなかった高いレベルのパフォーマンスを目指す、新しいコンセプトです。

総合設備効率（OEE）を最大限に上げるためには、高度な自動化と標準化が必要です。ハイデルベルグは未来に向けて印刷のルールを再定義するためにこのコンセプト“Push to Stop”を掲げています。

上記の動画では最新の印刷機やCTP機が登場しますが、それらをコントロールしているのはPrinectです。Prinect のどのような技術が使われているでしょうか？

 

１: Prinect Plate Pilot + Prinect Signa Station + Prinecct Sccheduler + Suprasetter + NELA
プレートパイロット + シグナステーション + スケジューラー + スープラセッター + ネラ

ハイデルベルグが考えるCTPの完全自動化とは、印刷工程も含みます。
そして印刷機が自動化されるほどCTPの出力が重要になります。
印刷予定ジョブ順に、複数のCTPへ、プレートスタックを考慮し、自動で出力することがスマートプリントショップへ繋がります。

Signa Staionにて生成されたバーコードはNELAオートベンダーと連携し、ジョブや機械ごとにソートされます。

さらに、Plate PilotはPrinect Shedulerで予定組みされた工程を考慮し出力順を反映します。
オペレーションはブラウザで動作し、またエラー時はネットワークを介してLEDランプで警告されます。これらはCTP工程の無人化を構築します。

 

 

２: Prinect Production Manager + Prinetc Press Center
プロダクションマネージャー + プレスセンター

印刷機の自動運転のために必要な情報とは何でしょうか。

本刷り5000枚通し。後加工予備は300枚。

印刷機が印刷必要枚数を知らなかったら、自動で止まることなくいつまでも印刷し続けてしまいます。お客様の印刷機ではどうでしょうか？印刷オペレーターが手で必要枚数を入力されていますか？Prinect なら可能です。

939×636,0.2mm,横目,コート。

用紙情報が少ない、または不正確だった場合は安定した印刷や標準化に影響があります。
Prinect Production ManagerはPressroom Managerだけの運用よりも多くの情報を簡単に送ることが可能です。お客様の印刷機ではどうでしょうか？

Push to Stopという言葉は、決してハイデルベルグの製品やサービスを表す言葉ではありません。
機械を完全自動運転すること、そして調整やトラブルなどが発生し、人の介入が必要になる時だけ機械のストップボタンを押して止める、という考え方を象徴するのが、Push to Stopです。
そして、この考え方こそ、未来の印刷業界におけるビジネスの成功の鍵であり、ハイデルベルグが提供していかなければいけないソリューションだと考えています。